行正り香 オフィシャルサイト | FOOD/DAYS

12月おすすめワイン

12月おすすめワイン

みなさま、あっというまに12月も間近。お元気ですか?昨年から家でご飯を食べたりお酒を飲むことが増え、多くの人の暮らし方、生き方も変わってきただろうなと思います。コロナ前は、おしゃれをしてハイヒールを履いて、どこか美味しい所にご飯を食べにいったりバーに行ったり、エンターテイメントがいろいろとありました。でもそれがしにくくなったら、同じようなことをおうちで楽しむしかありません。今まで気をとめていなかった、自分の部屋やキッチン、そしてそれらを照らす照明まで、少しずつ気にかけて改良していくと、おうちもレストランのように心地よい空間になることに気がついた方は多いのではないでしょうか?

ひとそれぞれ心地よさをつくる要素は違うと思いますが、私にとって大切なのは「照明」「絵画」そして「音楽」です。照明は、昨今、時代の流れで仕方がないのですが、LEDライティングが増えてきたことで、なかなか温かみを出すのが難しくなってきました。どんな調光をつけても、黄色タイプを選んでも、やっぱり白熱球がもたらす陰影を描くのは難しい。もしかしたら空間づくりを根本的に考え直し、天井からの配線で照らす照明ではなく、ランプやスタンドで工夫していくしかないかな、と思っています。デンマークの友人たちも同じことを話していて、「夜はもう、ランプとキャンドルだけで生活している」というお友達もいました(笑)。暗くなったら、心も落ち着くように、少し暗い方がいい。そして上質なワインを開けたら、オスカー・ピーターソンのピアノを流して、ゆったりとした時間を過ごすのは、最高の秋冬の楽しみ方だと思います。

そういえば趣味どきっの「ステイホームを心地よく」またNHKで再放送が決まりました。12月、1月はみなさんとテレビでお会いできますね!!

 

さてさて、今月のワイン。泡ものセレクションがゴーカです。

ワインと合わせるさっぱり鶏鍋も、レシピをお伝えします。

1. シャンパン カルト・ドール フランス

リンゴや焼き立ての甘いパンのようなの柔らかな香りに始まり、おおらかなシャルドネのキャラクターが存分に発揮されているすばらしき本格シャンパンです。女子会に選びたい1本です。

希望小売価格 5300円

2.チトラ アブルッツォ イタリア

こちら、和食店のグラスワインになっていることも多い定番白とのこと。だからです。レストランがハウスワインに良く選ぶということは、どんな料理に合わせても上手に寄り添ってくれて、しかも気軽に注文できるワインという意味です。おうちの冷蔵庫にいつも入れておきたいですね。

希望小売価格 1600円

3.ネグロ・アローマ・オルス イタリア

野性味あふれる人を翻弄するような香り。南イタリアの更に最南端で生まれた、ビター&スウィートな1本なのだそう。秋にぴったりです。
希望小売価格 2000円

4. フリークショウ マイケル・デイビット アメリカ

味わいは豪傑・パワフルなクラシック・アメリカン・レッド。シラー、プティ・シラーの2品種を使用しています。濃厚で野性的な果実味が爆発するようなワインなのに、決して粗野ではなく、理性的な調和が存在する1本です。

希望小売価格 3400円

https://firadis.net/item/78.html

さっぱり鶏鍋

血行を促すしょうがと、冷えを解消する良質タンパクを組み合わせる。

さらに豆板醤の唐辛子で、食べ終わったらカラダはポカポカになります。

シャンパン、白、赤、どれに合わせても楽しめます。

材料(4人分)

鶏胸肉 2枚 うす切りにしておく

水 ? 8カップ

昆布10cm長さ 2枚

花かつお 1カップ分

しょうがうす切り 4枚

塩   小さじ2

ナンプラーまたはしょうゆ 大さじ1

砂糖    大さじ1

鶏ガラスープの素 小さじ1

ねぎ 1本 1、5cmの斜め切り

しめじ 1パック

えのき 1パック

仕上げのうどんまたはラーメン 適宜

ソース1

 豆板醤 小さじ2

 マスタード 小さじ2

ソース2

 しょうが 大さじ2

 ごま油 大さじ2

 ポン酢 大さじ2

 豆板醤 小さじ1

 砂糖 小さじ2

作り方

1.鍋に昆布と水を入れて沸騰させる。にんにく、しょうが、ねぎの緑の部分を入れる。沸騰したら弱火にし、ザルの中にかつおを入れる。火をとめて5分ほどおいたらザルごとかつおをとりだし、ナンプラー、砂糖、塩、鶏ガラスープの素で味をつける。

2・ねぎ、石突きを掃除したしめじ、えのきを1の鍋に入れて弱火で3分ほど煮る。これで汁のできあがり。胸肉はゆでてすぐ食べると柔らかいので、各自、しゃぶしゃぶする。

3 ソースは2つの器に入れて、具をつけていただく。あまった汁で、うどん、またはラーメンを煮ていただくとよい。

Picture of 行正 り香

行正 り香

福岡生まれ。広告代理店に就職しCMプロデューサーとして活躍。2007年に、広告代理店を退社。著書に、「だれか来る日のメニュー」、「おうちに帰って、ごはんにしよう。」「19時から作るごはん」など39冊がある。中国語版、韓国語版にも翻訳済。NHKワールドでは「Dining with the Chef」のホストを務め、世界に向けて日本料理をプロモートしている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です