みなさま、こんにちは。お元気ですか? 寒い寒いと言っておりましたが、コートを着ると「暑い」と感じる日が増えました。暖かくなってくると、私は「さて、夏休みをどうしよう?」と考え始めます。子供達といろんなところに行けるのも、実はそう何回もない。いろんなところを見せたいし、いろんな経験をさせてあげようと思うのですが、どうしても行きたくなってしまう場所、それがイタリアです。イタリアは私にとっては特別です。どこを旅しても料理がおいしい。言葉の響きが美しい。音楽が街角から流れてくる。そして何よりも、ワインがおいしい。他の国にもたくさんの発見がありますが、私にとっての「生きる喜び」がぎゅーっと詰まった場所、それはイタリアなのです。プッチーニやヴェルディの音楽を聞きながら、トスカーナやウンブリアを旅し、おいしいワインが飲めたら、それはもう幸せです。こちらは昨年トスカーナからブルネッロを抜け、ウンブリアに車で旅をしたときの写真。乾いた干し草のような香りが土地全体から香ってきて、その香りとともにいただくブルスケッタやトマトのパスタのおいしさは、忘れることができません。実はおいしいワインがあれば、料理は究極、シンプルなものがあればよいということを、改めて教えてもらった旅でした。
さて、本日のセレクトワインは、イタリアから。スパークリイング、白、軽めの赤、しっかりめの赤と、すばらしいセレクションです。ちょっぴり暖かい週末に、のんびり白かスパークリングではじめて、その後、6〜7時間抜栓しておいた赤をいただくというイタリアへの旅コースはいかがでしょう?こちらのワイン紹介のあとに、プチトマトのパスタの作り方をご紹介しています。ぜひ参考にされてみてくださいね。フィラディスのセレクトワインセット、新しいワインに出会いたい方に、ぜひオススメです。
行正り香セレクト おまかせ定期ワインコース / 月額10,000円 (送料+税込)
*このセットは 2/15 以降となります。
1. タレント・ブリュット スパークリング
シトラスフルーツの心地よい香り。柔らかい口当たりで黄色いリンゴ、レモンの皮やほろ苦いアーモンドにフレッシュでクリスピーな酸が見事に調和しています。前菜や繊細なアロマを持つ食事との相性は抜群。ぜひ大ぶりのグラスで楽しんでいただきたい一本です。
希望小売価格 3,000円
2. トラミン ピノ・グリージョ
アメリカの大都市で今一番人気のイタリア白ワインなのだそうです。芳醇で広がりのある香りと、フレッシュでクリアな果実味の心地よさ。北イタリア「アルト・アディジェ州」のピノ・グリージョは、使い勝手が抜群で、どんな料理にもおすすめです。
希望小売価格 2,500円
3. イル・ヴァレンティアーノ ロッソ・ディ・モンタルチーノ
柔らかな果実味と、エレガントな飲みごごち。時間が経つと、力強さより、エレガントさが引き立っていきます。高価なワインを生産するエリアにおいて、とてもリーズナブルな、満足度の高い1本です。朝開けて、夜飲むくらいの感覚で楽しめます。
希望小売価格 2,600円
4. ヴィッラ・ダヴィーニ モンテクッコ・ロッソ・レゼルヴァ
これはびっくり。長期熟成されたワインで、こんなにお手頃なものはなかなか出会えません。果実の凝縮度とたくさんの香辛料が複雑に入り混じった香りが、とても魅惑的。6時間くらい前に開けてみましたが、そこからまた華やかな香りがひろがっていきました。
希望小売価格 2,800円
行正り香セレクト おまかせ定期ワインコース / 月額10,000円 (送料+税込)
*このセットは 2/15 以降となります。
プチトマトのパスタ
これはイタリアの甘いトマトに近い物はプチトマトしかない!と思って、シチリアから帰ってすぐ作った物です。その後いろいろ研究しましたが、ミキサーにかけて皮をぐちゃぐちゃにするというのが一番簡単で、口当たりもよいようです。鍋にいれて、火にかけたら音楽でもかけて勝手においしい味になってくれるのを待つ、これがポイントです。
このソースは冷凍すると何カ月ももつので、プチトマトが安いとき、
材料と下ごしらえ(4人分パスタ280グラム分)
・プチトマト2パック(約30個くらい)
パスタを多めに食べたいときはソースも多めに作りましょう。
・オリーブオイル大匙6
・にんにく1かけ
・塩小匙1弱(最初は薄目に味をつけます。
パスタのゆで汁にも塩味がつくので、ご用心。)
———————
・パスタ1.6mmのもの、ひとり70グラム
・好みでバター大匙1
・こしょう
なお、真夏のプチトマトなら砂糖はいりませんが、
もし食べてみて酸っぱかったら、最後の仕上げの時に小匙1の
砂糖をくわえてみてください。
作り方
1.ミキサーににんにくと、洗ったプチトマト1/4入れ、がーっと10秒ほど
スイッチオンする。厚手の鍋に入れる。続いて残りのプチトマトをミキサーに入れ、
今度はプチトマトが分解される程度にかくはんして鍋に移す。(プチプチ感残す)
2.オリーブオイルを入れ、塩を入れ、中火にかける。かき混ぜる。
3.沸騰したら弱火にする。
4.ふたを開けたまま気長に煮る。
(水分をとばす。こうすることにより、トマトの甘みも増す。)
5.鍋にこびりつかないよう、たまに木じゃくしでまぜる。15~20分そのままにする。
煮るプチトマトの量によってちがうが、更に10分から20分にてできあがり。
(鍋の底にスプーンで線をひき、すぐに線が消えるようならもう少し煮込みましょう。)
———————
6.水を大きな鍋にかける。
7.沸騰したら、4人分280グラムのパスタに対し、塩大匙1入れる。
8.パスタを入れる。入れたとたんにタイマーを7分にセットする。
(ディ・チェコだと、9分と書いてあるがソースと絡める時間を見ておく。)
9.パスタのゆで汁をコップにとっておく。少々芯がのこっているところで
パスタの水を切る。
10.トマトソースと絡める。この状態では汁気がたりないので、ゆで汁を大匙6ほどいれる。好みでバターをいれる。味見してから、塩こしょうで味を調整。
11.電子レンジで温めたお皿に、パスタを盛りつける。彩りを
考えるなら、パセリのみじん切りやバジルを飾るとおしゃれ。