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1月おすすめワイン

1月おすすめワイン

みなさま、こんにちは。あっという間に師走。どんな一年となりましたでしょうか?私は今年は英語のアプリ、英語の本、肉の本、インテリアの本と、いろんなものを作らせていただき、おかげさまで楽しき一年となりました。人それぞれ向いていることが違いますが、私は多分農民が向くタイプ。土地に種をまき、水をやり、育てて、果実を実らせ、それらを自分も食べ、そしてみなさんにお届けして、喜んでいただけるのが好き。コツコツ動くのはときに大変ではありますが、出来上がったときの喜びは大きなものです。ある意味、ワインの造り手も、同じような感覚かもしれません。モノを作る、ということは、自分の価値観を人に伝えるということです。自分はこのワインがおいしいと思う。この香りが印象に残ると思う。このラベルが人を惹きつけると思う。そんな自分が「価値がある」と思うことを、知らない人にご紹介し、共有し、共感していただいて、それが「商品」としての価値を生み出します。みんなから、いいねいいね、と言われることもあれば、なーんだ、期待していたものとは違ったな、と思われることがある。造り手は一喜一憂ですが、でもその一喜一憂があるから、また次へのチャレンジができるのかもしれません。ワインのコルクを開けるというのは、新たな人と出会いです。きっとこの人、いい人だと思うよ、とマッチアップまではしているのが頒布会の役割ですが、(お見合い担当ですね)そこからどんな風にみなさんが付き合っていくかは、みなさんのアイデア次第です。どうかこの素敵なワインたちを楽しんでいただけますよう!

今年、最後のワインのご紹介は以下となります。

行正り香セレクト おまかせ定期ワインコース /?月額10,000?(送料+税込)

ご購入はこちらから

《今月のワインセレクション》

*このセットは 1/15 以降となります。

以下、私が新年会に開けたい順番に、左から並べさせていただきました。

1.シャトー・アントニャック クロズリー・デ・リ クレマン・ド・リムー? ? ?希望小売価格:?2808(税込)

品種:シャルドネ種60%、シュナン・ブラン種30%、モーザック種5%、ピノ・ノワール種5% / 瓶熟成12ヶ月以上

お客様がいらしたとき、華やかなラベルをお見せしながら、楽しみたい泡です。南フランス産のシャルドネ種、ピノ・ノワール種、シュナン・ブラン種、モーザック種をバランスよくブレンドし、蜜リンゴやシトラスを想わせる豊潤な香りが特徴的な一本です。フレッシュで果実味豊かで、食前酒としても、食中酒としてもおすすめです。

?2.マイケル・デイヴィッド・ワイナリー シャルドネ
品種:シャルドネ100%
希望小売価格:3294(税込)

こちらは私が住んでおりましたカリフォルニアの一本。大人っぽく、ふくよかなシャルドネです。カリフォルニアの典型的なオークの香りや濃い味わいではなく、ステンレスでの発酵も加えたのクリスピーなフレッシュ感があり、バランスよい味わいです。うにやホタテなどの前菜にぴったり。またシーフードだけでなく、鶏肉、豚肉などの肉料理にも合います。

3.トータス・クリーク カベルネ・ソーヴィニヨン
品種:カベルネソーヴィニヨン種94%、マルベック種4%、プティ・ヴェルド種2% / アメリカンオーク50%、フレンチオーク50%6ヶ月間
希望小売価格:2592(税込)

私が20代のときに発見しておどろいたリーズナブルワイン、、トートワーズクリークがカリフォルニアで作ったワインなのだそうです!どのようなブレンドをしたら、みんなが喜ぶワインを造れるか、しりつくしたメーカーが作っただけあり、本格感・贅沢感のある素晴らしい一本です。ステーキや豚肉の角煮に合わせてみましょう。

4.カール・ローウェン リースリング・クアント
品種:リースリング種100%
希望小売価格:2646(税込)

リースリングは甘いというイメージですが、実はそれは違います。辛口から甘口までいろんな種類があり、辛口のリースリングはエレガントで、和食にも合う、食後酒としてもとてもバランスのよい一本です。「クアント」は、モーゼルの方言でシンプルに「良いもの」という意味だそう。フレッシュなフルーツ感、コクと旨み、素直に「いいワイン」だと感じるものです。最後の一杯に、あるいはお寿司などと合わしてみるのもおすすめです。



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行正 り香

福岡生まれ。広告代理店に就職しCMプロデューサーとして活躍。2007年に、広告代理店を退社。著書に、「だれか来る日のメニュー」、「おうちに帰って、ごはんにしよう。」「19時から作るごはん」など39冊がある。中国語版、韓国語版にも翻訳済。NHKワールドでは「Dining with the Chef」のホストを務め、世界に向けて日本料理をプロモートしている。

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