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パンケーキmorning

パンケーキmorning

今朝はバナナとブルーベリーを入れて、パンケーキでした。メープルシロップをたっぷりかけて、(アンバー2という濃いタイプが好きです)コーヒーと。平日は野菜たっぷりバランス食だけど、パンケーキやワッフルやフレンチトーストが好きです。ねじをゆるめる時間かな。

コメントありがとうございした。コメントの中に好きな人との別れがあったと、素直に言える方もいれば、励ましてあげる方もいらっしゃる。そのすべてがすてきだなぁ、かわいいなぁと。恋、できたなんて、それだけでステキではないですか。好きになるなんて、そのこと自体、めったにないこと。自分の心を預けたのだから、立ち直れなくても、ぽっかりした気分になっても、ある意味しかたないのかなと。

そうそう。私が大好きな詩人にパブロ・ネルーダという人がいます。チリの詩人で、映画「イル・ポスティーノ」のモデルにもなった人。これは大昔買った本。ぼろぼろだわ(笑)。

「イル・ポスティーノ」CDサントラ版には、ジュリア・ロバーツやマドンナが朗読したネルーダの詩も入っているのだけど、そのなかにアンディ・ガルシアが朗読する詩があります。Tonight I can write the saddest lineというものです。ガルシアが、その詩の最後に“Love is so short and forgetting is so long.”というネルーダのフレーズを読み上げます。

なんだかストーンと心に落ちる。うん、そうだよな、と。愛の詩人、ネルーダさんがそうおっしゃっているのだから(笑)、忘れるなんて時間がかかるんです。きっと。忘れたいと思えるそんな時間があるから、その思いを描いた、こんなすてきな詩が生まれる。この詩が心からわかるなぁと思えるだけ、人生どこかで、豊かな時間があったのです。

夏だし、シチリアの風景も見たいし、今日はこの映画を見て、シチリアワインでも飲もうかな。素直なコメントで、私もなつかしい時間をいただきました。ありがとうございます。

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行正 り香

福岡生まれ。広告代理店に就職しCMプロデューサーとして活躍。2007年に、広告代理店を退社。著書に、「だれか来る日のメニュー」、「おうちに帰って、ごはんにしよう。」「19時から作るごはん」など39冊がある。中国語版、韓国語版にも翻訳済。NHKワールドでは「Dining with the Chef」のホストを務め、世界に向けて日本料理をプロモートしている。

4件のフィードバック

  1. こんにちは。
    り香さん、嬉しくなってはじめてコメントさせていただきます。
    素敵すぎて、憧れます。
    り香さんは素敵な成分だけで構成されているのですね。
    上手く表現できないけれど、とにかくり香さんにいつかお会いしたいです。
    ありがとうございます。

  2. 我が家は、コーヒーを切らし、主人が近くの美味しいコーヒー屋さんを調べ、買いに走っています(笑)
    好きなもの、美味しいもの、素敵な友人や景色には、心惹かれますが‥‥。
    最近、男の人にはあまり興味がなくなりました。ヤバイかな‥‥。
    「〜ちゃんのお母さん、素敵だな。」とかはよく思います。
    「もう、異性に恋をするなんてないのだろうな」と思うとちょっと寂しくなるおばちゃんです。

  3. り香さんの表現、振り幅が広くて好きです。
    言葉って、大事ですね。私は職場で感情をださないようにしているのですが、爆発してしまうこともあります。
    セールの時期になり、よく行くお店の方から、葉書をもらいました。美辞麗句を並べていても、本心かどうか、わかってしまうから、言葉って、怖いです。でも、それとは反対に気持ちが素直に伝わる、その人に会いたくなる葉書でした。
    心に風が通ることは、あまりないけれど、人にいい風を届ける人でいたいです。

  4. 失恋は辛いけど、みなさんの前回のコメントを読んで、こういうの素敵だな?と感じていました。そんなコメントが寄せられるのは、り香さんのお人柄がなせる業でしょうね? 素敵? 私が1年前に失恋したとき、「絶望名人カフカの人生論」を読みました。もう、「将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。将来にむかってつまずくこと、これはできます。いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです」こんな言葉ばかりで読み進めるうちに、もぅ笑っちゃいました。落ち込んだ時に、否定的な言葉で笑顔になれる斬新な方法を初めて知りました(笑)

    “Kind words can be short and easy to speak, but their echoes are truly endless.”
    ― Mother Teresa
    り香さんのブログを読んで、この言葉を思い出しました。

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