安くておいしい食材は偉大です。
高くておいしい食材もすばらしいですが、安いとなると、寛大さが違います。
ピラミッドの頂点にいる人だけでなく、すべての民の手に届くよう配慮されているのですから、政治家で例えるならマハトマ・ガンディーのような公平な心を持っているといえます。
公平で寛大な食材の代表に、卵、鶏肉、それも手羽やレバーや砂肝といった部位があげられますが、これらの素材は工夫次第で高い食材に匹敵する力を持ちます。
たとえば砂肝。
塩をかけて焼くだけでもおいしいですが、きちんと皮を処理して、塩をまぶし、オリーブオイルなどで30分、弱火で煮ると、大人だけでなく子供も夢中になるおいしいつまみが仕上がります。
タイムやローズマリーなど、ハーブ類入れるとそのおいしさは高級品に。
手羽先もローズマリーを少々ふって焼くと、焼き鳥からイタリア料理に昇格します。(ちなみに写真ものものはイタリア料理。赤ワインで煮ます)鶏肉っていいなぁ。
というわけで本日は手羽なんて、いかが?