本日、「ペコジャニ」という番組でFood Daysのステーキをご紹介いただきます。ご紹介くださるのは夏木マリさん、いくつになってもキラキラされていて、どんどん変化される憧れの女性です。そんなマリさんにとってパワーの源は「食と運動」だとか。私も同じだな、と現場で取材を聞きながら思っていました。
私が赤身のステーキを好きになったのは、仕事で海外出張に行くと会食が多く、コース料理に疲れてしまったことがきっかけでした。「ステーキとワインでお願いします」と会食の場をリクエストしておけば、次の日体も軽く、元気に仕事が始められます。イタリアのキアナ牛もフランスのバベットステーキも、スペインのステーキもおいしかったけれど、アメリカンビーフの熟成肉は、これまたすばらしい!と思うようになりました。こんなお肉を日本で食べられたらいいなぁと探してみたけど、なかなかない。するとUSMEF(米国食肉輸出連合会)とお仕事をさせていただくこととなり、アメリカと同じレベルのお肉を入れさせてくださるとのこと。ならば「ステーキとカリフォルニアワインを出すお店をやってみよう」と思い立ちました。20席しかない小さなお店なので、メインのメニューは「熟成リブアイ」一本。他は何もありません。(笑)あとは季節ごとに変わる前菜やいろんな野菜を使ったサラダ、手打ちパスタを用意して、シンプルな構成のメニューにしました。お肉の熟成はウェットで行い、何日熟成したら柔らかさが出るか、塩を何度もセレクトしなおしました。焼き方もさまざまな実験をして、確か今の方法論に行き着くまで2ヶ月近く同じ材料で実験していたような記憶があります(毎日お肉でも太りませんでした、笑)。そうしてできたFoodDaysのステーキを、美味しいと言っていただき、心からうれしいです。ソムリエの越智さん、シェフの飯島さんといっしょに、まだまだがんばっていけたらいいなぁ。夏は青唐辛子を添えてお出しする予定です。
こちら、肉の本です。FoodDaysのパスタレシピなども紹介しています。
こちら、USMEFのホームページではさまざまな肉レシピをご紹介しています。
パックンといっしょに、英語で和食のテレビ番組をしております。
講演会は、こちらとなります。英語に興味ある方はぜひ!