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10月おすすめワイン

10月おすすめワイン

まだまだ暑い日が続きますが、みなさまお元気ですか?今年の夏はイタリアに行けなかった私に、フィラディスからイタリアワインの最高セレクションが届きました。

イタリアといえば、「アモーレ、カンターレ、マンジャーレ!(愛して、歌って、美味しいものを食べて!)」人生においては、「名声、地位、音楽、お金、食べ物、安定、子孫、人脈、栄光、繁栄、誇り、宗教、美」と、大切なことはいろいろあるけれど、中でも「愛と音楽と食べ物」は大事よね!と唱えるイタリア人の生き方です。

イタリアを旅すると、「アモーレ、カンターレ、マンジャーレ!」を体感します。恋人同士が見つめ合ってウィンクする瞬間。老いた息子が、深いしわを重ねた母親のほほにキスをする光景。夜更けの町角を掃除しながらカンツォーネを歌う掃除婦。町のあちらこちらで、ワインを注ぎ、ごはんを食べながら大きな声で笑う風景は、「大切なことはたくさんあるけれど、好きな人が存在し、そこに音楽があり、美味しい食卓を共にできたなら、それ以上豊かなことはないであろう」と、教えてくれます。

どうせ生きるなら。文句を言うより笑顔で。美味しいワインを飲んで、楽しく過ごすのは、生活の知恵だと思います。そんな知恵を与えてくれる、今月のセレクション、ぜひぜひお試しください。

行正り香セレクト おまかせ定期ワインコース /?月額10,000円?(送料+税込)

https://firadis.net/club30/session_fooddays/

《今月のワインセレクション》

1. ヴィノジア スプマンテ イタリア

カンパーニャ州産の香り高いスプマンテ。この地に特有の土着品種「ファランギーナ種」は、トロピカルフルーツや洋梨、焼きりんごのような、やわらかく甘い香りが特徴だそうです。ふくよかでも甘ったるさを感じさせず、喉越しが気持ち良くスムース。日本全国のピッツェリアやイタリア料理店にグラス・スプマンテとして取り扱って頂いているのだそうですよ。

希望小売価格 2145円

2. トラミン ピノ・グリージョ イタリア

白ワインの中で、今世界中で最も人気を集めているのがこの「ピノ・グリージョ」。特に米国の大都市圏で人気が高く、ニューヨークのイタリアンレストランなどではグラスのプロセッコ(泡)を飲み終えたら次にオーダーする白ワインとして一気に存在感を増しているのだとか。香りがとても心地よく、ボリューム感がありながらとてもクリアな口当たりが特徴です。このワインの造り手「トラミン」は、アルト・アディジェ州の熱意あるブドウ栽培農家が集まった組合。良質なブドウを安定的に確保出来る基盤があるから生み出される一本だそうです。

希望小売価格 2250円

3. ヴィッラ・ダヴィーニ イタリア

トスカーナ州ブルネッロの南西に位置する小さなエリアにある『ヴィッラ・ダヴィーニ』。果実の圧倒的な凝縮度+たくさんの香辛料が複雑に入り混じった香りで、飲み手をめくるめく深い森に誘い込んでくれます。熟成ワインをカジュアルに楽しめって最高です!ぜひ四時間くらい抜栓してみてください。

希望小売価格 2860円

4.  カンパペーリ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ イタリア

イタリアワイン最高峰『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』じんわり、しみじみと来る旨みがたまらなく豊かで、飲んでいてウットリとするほどです。ラズベリーやチェリーなど赤系果実のエレガントなアロマに、ほのかなバニラやスパイスのニュアンス。重さ・渋さもしっかりと存在しつつも洗練されたバランス。深い旨みが前に出ているので、実はものすごくパワフルなのに料理ともきれいに合う素晴らしさです。特別な週末に、是非お楽しみください!私はお昼に抜栓して、夜飲みました!

希望小売価格 4400円

ご購入はこちらから

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□牛たたきのハーブソース レモン トマト

子牛肉の薄切りの上にパン粉がかけているものをシチリアで食べました。こちらは、ちょっとアレンジたバージョン。少ないお肉で最大の歓びを味わえる。スプマンテからブルネッロ・ディ・モンタルチーノまで、どのワインとも合う1皿です。

材料(4人分)

牛もも肉 ステーキ用(たたき用でもよい) 300gほど

塩 小さじ2

にんにく 1かけ

オリーブオイル 大さじ1

トマト 中1個 粗切り

パン粉 大さじ3

パン粉用のE.V.オリーブオイル 大さじ1

レモンの皮 すりおろし 1/2個分

バルサミコ酢 大さじ1

作り方

  1. もも肉には火を入れ過ぎてしまっては固くなるので、ミディアムレアに仕上げる。まずは肉は冷蔵庫から30分以上、外に出して室温に戻す。それから肉に塩をふる。
  2. フライパンにE.V.オリーブオイルとにんにく1かけを入れて強火で熱し、塩をしたもも肉を入れる。強火で1分、裏返してまた1分焼いて、まずは焼き目を付ける。
  3. ステーキのように薄い肉ならば、火を止め、あとは蓋をしながら、何度かひっくり返し、余熱で火を通す。かたまり肉ならばさらに裏返して1分半弱火、再度裏返して1分半弱火で火をとおし、蓋をしてあとは余熱で調理する。
  4. 肉を休ませている間にトマトを粗切りにしておく。1cm角くらい。
  5. 出来上がった肉を7mmほどの厚さにスライスし、その上にパン粉、トマト、レモンの皮、バルサミコ酢をかけ、さらにE.V.オリーブオイルを回しかけたら出来上がり。

 

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行正 り香

福岡生まれ。広告代理店に就職しCMプロデューサーとして活躍。2007年に、広告代理店を退社。著書に、「だれか来る日のメニュー」、「おうちに帰って、ごはんにしよう。」「19時から作るごはん」など39冊がある。中国語版、韓国語版にも翻訳済。NHKワールドでは「Dining with the Chef」のホストを務め、世界に向けて日本料理をプロモートしている。

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